「何か問題があってから歯科医院に行くのでは遅い」です!
皆さん、こんにちは。
昨今「予防歯科」という表現がだいぶ浸透してきたことを考えると、「何か問題があってから歯科医院に行くのでは遅い」とようやく認識されてきたのだと感じます。
ですが「痛くなったら来ます」とおっしゃられる方も中にはいます。
痛みが活発ですと、治療がスムーズにいかなくなることが多くなります。
麻酔が効かなかったり、治療が長引いたり。
「歯科医院は一度かかるとなかなか終わらない」というイメージがあるかもしれませんが、うまく歯科医院を利用すればそんなことにはなりません。
当院では、1〜3ヶ月に一度のメインテナンスで、お口の健康維持をお勧めしています。
一番のお勧めは1ヶ月に一度のペースです。なぜなら、どんなにセルフケアを頑張っても、1ヶ月くらい経つと落としきれなかった汚れがバイオフィルムとなって成熟し、歯ブラシ程度では落ちなくなってくるからです。
そこで1ヶ月に一度、歯科医院のプロケアを受けることでリセットし、コンディションを整えていただきたいのです。
ネガティブになりがちな通院を、ポジティブな健康維持の認識に変えませんか?
そのため、当院ではメインテナンスに、歯に負担がかからないパウダークリーニングを採用しています。歯面を傷つけず汚れのみを除去でき、痛みもありません。
気持ちよくて眠ってしまう方もいらっしゃいます。
次回はもっと詳しくこのパウダークリーニングについてお伝えします。
執筆者情報
院長
小池 軍平Gunpei Koike
天然歯を守るための予防処置を、不運にも虫歯になってしまった場合は最小限の処置を。神経を除去しなければいけない場合は、予知性の高い、無菌処置を。 これらの努力により将来歯牙を失うリスクは減らしていくことができると思います。また、子供の頃から矯正治療によりブラッシングし易い環境を作り、より良い口腔環境を維持する癖をつけて将来の、健康維持のためにメインテナンスしていきましょう。
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経歴
- 1971年
- 神奈川県横須賀市出身
- 1996年3月
- 神奈川歯科大学卒業
- 1997年3月
- 神奈川歯科大学付属大学院入学
口腔外科学第一講座 - 1997年4月
- 小池歯科医院開設
- 2008年
- 神奈川歯科大学咀嚼機能制御学講座
非常勤講師
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所属学会
- 日本デジタル歯科学会 理事