歯の定期検診で美しい笑顔を、健康的な毎日を
はじめに

毎日欠かさず歯磨きをしていても、虫歯や歯周病のリスクはゼロにはなりません。虫歯や歯周病は、お口の健康だけでなく全身の健康にも影響を及ぼすため、早期発見・予防が重要です。そこで欠かせないのが、歯医者での定期検診です。本ブログでは、定期検診の重要性とメリットについて解説し、健康的な笑顔と毎日を手に入れるためのポイントをご紹介します。
歯の定期検診とは
歯の定期検診は、お口の健康状態をチェックすることを目的とした検診です。代表的な内容は、以下の通りです。

歯垢・歯石の除去: 歯の表面に付着した歯垢や歯石を取り除き、歯を清潔な状態にします。
虫歯・歯周病のチェック: 歯科医師による視診やレントゲン検査を通じて、虫歯や歯周病の状態を確認します。
フッ素塗布: 歯質を強化し、虫歯予防効果を高めるフッ素を塗布します。
定期的に検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・予防だけでなく、さまざまなメリットを得ることができます。
定期検診のメリット
定期検診には、以下のようなメリットがあります。
➀虫歯・歯周病の早期発見・予防
虫歯や歯周病は初期症状がないことが多く、気づいた時には進行しているケースが少なくありません。早期発見・予防をすることで、簡単な治療で済む可能性が高まります。
➁歯のクリーニング
歯垢や歯石を定期的に除去することで、歯の表面をツルツルにすることができます。これにより、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、口臭対策にも効果的です。
➂歯の健康状態の把握
自分の歯の健康状態を把握することで、今後のメンテナンス計画を立てやすくなります。
➃口腔内のトラブルを防ぐ
口腔内のトラブルは、自覚症状が現れる頃には悪化しているケースが多いです。定期検診では、初期段階での発見・予防が期待できます。
➄歯の寿命を延ばす
定期的に検診とケアを受け続けることで、歯の寿命を延ばすことができます。
定期検診を受けるべき頻度
定期検診の頻度は、個人差があります。通常は3ヶ月に1回が推奨されていますが、虫歯や歯周病になりやすい人は、より頻繁に受診する必要があります。

歯の健康状態が心配な方は、以下の目安を参考にしてみてください。
3ヶ月に1回: 健康な方
1ヶ月~3ヶ月に1回: 虫歯や歯周病になりやすい方、矯正治療中の方、妊娠中の方
1週間に1回: インプラント治療後
初めて定期検診を受けられる方は、歯科医院で相談することをおすすめします。
まとめ
歯の定期検診は、お口の健康を維持するために重要な手段です。虫歯や歯周病の早期発見・予防だけでなく、歯のクリーニングや口腔内のトラブル予防など、さまざまなメリットがあります。自分の歯の健康状態を知り、適切な頻度で検診を受け、生涯自分の歯で過ごすことを目指しましょう。
執筆者情報

院長
小池 軍平Gunpei Koike
天然歯を守るための予防処置を、不運にも虫歯になってしまった場合は最小限の処置を。神経を除去しなければいけない場合は、予知性の高い、無菌処置を。 これらの努力により将来歯牙を失うリスクは減らしていくことができると思います。また、子供の頃から矯正治療によりブラッシングし易い環境を作り、より良い口腔環境を維持する癖をつけて将来の、健康維持のためにメインテナンスしていきましょう。
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経歴
- 1971年
- 神奈川県横須賀市出身
- 1996年3月
- 神奈川歯科大学卒業
- 1997年3月
- 神奈川歯科大学付属大学院入学
口腔外科学第一講座 - 1997年4月
- 小池歯科医院開設
- 2008年
- 神奈川歯科大学咀嚼機能制御学講座
非常勤講師
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所属学会
- 日本デジタル歯科学会 理事